相続診断士の受験体験記…その難易度とは?

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相続は配偶者や血族関係者がいれば誰にでも発生します。

しかし、この誰にでも発生する相続に生前から向き合い、相続対策を検討される方々は意外にも少ないのが現実です。

今回は、一般社団法人相続診断協会の「相続診断士試験」を紹介したいと思います。

資格の概要

相続は100人いれば100通りの事情があり、

・遺産分割対策
・遺言
・相続税
・生前贈与

など、相続に関わる問題は多岐に渡ります。

これら相続関連の問題は、弁護士、税理士、司法書士等の専門家に相談し、適切なアドバイスや助言をもらうことは必要不可欠なことになるのですが、実際には相続が発生した場合、「誰に相談したらよいのか」、「どのようなことが問題となるのか」といった専門家への相談までたどり着けないケースが非常に多くあります。

相続診断士は、顧客や弁護士や税理士等の専門家への橋渡しをし、相続を円滑に進め、相続の道先案内人としての役割を担うことになります。

「相続」が「争族」にならない為に、笑顔で争族を迎えるお手伝いをするのが「相続診断士」の求められる社会的役割であり、まさに、これからの社会に求められる資格になっています。

「大相続時代」に備えるには、相続の揉め事は他人事!と思わないことが大切です。

しかしながら一般の方々にとっては、全くと言っていいほど学ぶ機会がありませんでした。

「相続診断士」では、相続の基礎を一から学び、エンディングノートの作成や遺言書の作成など、具体的なアクションを起こすための第一歩として学ぶ最適な資格です。

試験の範囲は下記の7項目です。

1. コンプライアンス10問(20点)
2. 民法相続編15問(15点)
3. 相続税15問(20点)
4. 相続税穴埋め12問(24点)
5. 法定相続分3問(9点)
6. 基礎控除2問(6点)
7. 小規模宅地3問(6点)

試験そのものは、○×式、三者択一式、穴埋め形式入り混ざっており60問。

試験時間は60分で実施されます。

合格点は100点満点の70点です。

資格の有効期間は2年となっており、年会費は不要です。

但し、2年毎に更新手続きが必要となり、更新料が16200円かかります。

試験自体の受験料は37800円、再受験の場合は16200円になっています。

私の体験談

私はこの試験を2014年6月に受験しました。

結果は、100点満点中、92点での合格でした。

試験の準備に使った参考書・問題集は、受験を申し込んだときに一緒に配送されてくるテキストのみでした。

「相続診断士テキスト(平成XX年度版)」(最新のものが送付されるはずです。)

勉強に使ったのは、この1冊のみで、その他の書籍は一切使用していません。

準備期間は、一日に2-3時間で1週間程度でした。

私の場合、本資格取得前に、類似の資格である1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得していたため、準備期間は短めで済んだのだと思います。(1級ファイナンシャル・プランニング技能士には、「相続」という試験科目が含まれています。)

本試験は、任意のタイミングで、どこかの試験会場に予約をして受験するコンピューターベースの試験です。

試験結果もその場で分かります。

受験料が安くないので、十分に準備をしたあとで受験することをお勧めいたします。

試験に出題される問題は、上記のテキストをきちんと理解していれば対応できるものばかりでした。

テキストには簡単な練習問題がついていましたので、これだけは完全に理解・回答できるようにして試験に臨みました。

DVDも同封されてくるのですが、私は殆ど使用しませんでした。

本分野が初見の人は、DVDの講義で理解を深めるのもアリだと思います。

あと、ファイナンシャルプランナーも同様なんですが、最近はコンプライアンス系の出題が増えてきたような気がします。

弁護士や税理士の業務に立ち入ってはいけないというようなものです。

あくまで「道先案内人」なのですから、橋渡しに徹底する必要があるのです。

この点は、きちんと理解しておく必要があると思います。

合格して「相続診断士」の認定を受けると、セミナー紹介のメールやらエンディングノートの書き方講座やら、各種情報が頻繁にが送られてきます。

最近は、本資格の上級資格である「上級相続診断士」もできたようです。(興味はありますが、受験料が80000円なので、私は腰が引けてます・・・。)

協会自体は、活動も結構盛んなようですので、この領域に興味のある人であれば、本資格を目指してみてもいいのではないでしょうか。

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