2級販売士の受験体験記…その難易度とは?

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今回は、リテールマーケティング検定2級(2級販売士)の試験を紹介します。

この試験は、販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、より高度で専門的な知識を持つ人材の育成を目指した内容となっています。

小売業界では、評価の高い、伝統のある資格になります。

資格の概要

販売士試験は、1級から3級までの3つのクラスがあります。

3級は、売り場の販売員のレベルで、販売員としてもっとも需要な接客マナーや販売技術といった接客業務に関する知識をみる試験になります。

2級は、売り場の管理者クラスのレベルで、店舗管理に不可欠な従業員の育成や指導、仕入や在庫の管理といった知識をみる試験になります。

1級は、店長や経営者クラスを想定しており、トップマネジメント全般に関する商品計画や商品予算の策定、マーケティング政策の立案、人事・労務・財務管理といった知識をみる試験になっています。

なお、受験者は小売業従事者だけでなく、製造業や卸売業、サービス業、学生、コンサルタントなど多岐にわたっています。

今回、紹介する2級に関しては、マーケティング、マーチャンダイジングをはじめとする流通・小売業における高度な専門知識を身につけていることを試すものとされています。

最終的には、販売促進の企画・実行をリードし、店舗・売り場を包括的にマネジメントする人材を目指しています。

あくまで、現場のマネージャーとしての試験なので、幹部・管理職への昇進の最低条件になっている会社もあります。

また、販売士資格は、5年ごとに更新する制度となっており、講習会等の受講で知識のブラッシュアップを図ることが前提となっています。

試験科目は次の5科目です。

1)小売業の類型
2)マーチャンダイジング
3)ストアオペレーション
4)マーケティング
5)販売・経営管理

それぞれの科目を100点満点とし、合計500点満点で350点をとれば合格となります。
(ただし、1科目でも50点を切ってしまうと、足切りで不合格となります。)

私の体験談

私は、この試験を、2016年2月に受験しました。

当時、使っていたテキストはもう古いので、このテキストを使うとよいでしょう。1冊で十分です。

販売士2級一発合格テキスト問題集第2版 販売士検定試験学習書 (販売士教科書) [ 海光歩 ]

1)小売業の類型

基本的にテキストを暗記すれば大丈夫でしょう。

覚えたことがそのまま試験にでる印象でした。

フランチャイズシステムや、スーパーやコンビニ、大型店の形態など、覚えたことは、日常生活でも役に立つことでしょう。

2)マーチャンダイジング

私は、本業でSCMのコンサルタントをしていましたので、この科目は、テキストを流し読みした程度でした。

仕入、在庫、販売などの基本的な業務の流れを把握することができます。

3)ストアオペレーション

商品の陳列方法やビジュアルマーチャンダイジングなど、実際に店舗を運営するときに必要な知識を学びます。

実際に店舗で仕事をしている人にとっては、楽勝なのかもしれませんが、私は経験がなかったので、用語をひとつひとつ覚えるのに苦労しました。

4)マーケティング

色合いや導線、市場調査などが試験範囲となります。

中小企業診断士の「運営管理」という科目と一部重複していますが、販売士試験のほうが深いような気がします。

販売士は小売業界では、診断士以上に評価されることもあるという理由を垣間見ることができます。

5)販売・経営管理

消費者基本法や、通信販売に関する法律、まちづくりに関する法律など、意外にも法律分野からの出題が多かった気がします。

財務分析も範囲ですが、これは小売業に関わらず、ビジネスマンであれば必須のスキルになるのではないでしょうか。

私の次のような試験結果でした。

・小売業の類型(91点)
・マーチャンダイジング(88点)
・ストアオペレーション(89点)
・マーケティング(80点)
・販売・経営管理(76点)

・5科目合計(424点/500点)

無事、合格することができました。

点数だけ見ると、合格基準点が350点なので、余裕があるようにも見えますが、5科目目の「販売・経営管理」は、正直、手応えが全くなかったです。

4科目目までの自己採点した時点では、9割近い得点率であったにもかかわらず、5科目目で足切り不合格になるのではないかと、内心ビクビクしていました。

5科目とも、実務で必要となると思いますので、苦手をつくらずに、バランスよく学習することが合格への鍵ではないかと思います。

1科目でも苦手科目をつくると、足元をすくわれますので、ご注意を。

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