必要なときだけ補償を…インシュアテック時代のオンデマンド保険とは?

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情報通信技術を駆使して革新的な金融商品やサービスを生み出すことを、Fintech(フィンテック)と言います。

これは、Finance(金融)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語でした。

では、InsurTech(インシュアテック)という言葉については、聞いたことがあるでしょうか?

インシュアテックとは?

InsurTech(インシュアテック)は、Insurance(保険)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語になります。

インシュアテックは、テクノロジーを活用することで、保険サービスの効率や収益性を高めたり、革新的な保険サービスを生み出したりすることを指しています。

インシュアテックは、保険業界に、今までにないほどのイノベーションを起こすと言われています。

スマートフォンやウェアラブル端末、ビッグデータや人工知能(AI)などを活用することで、今まで以上に、加入者のニーズを満たすサービスを提供し始めています。

オンデマンド保険とは?

今回は、インシュアテックの一例として、「オンデマンド保険」を紹介したいと思います。

オンデマンドとは、「需要に応じた」という意味になります。

このため、オンデマンド保険とは、スポーツやレジャー、日帰り旅行など、必要な時間だけに限定してかけることのできる保険のことを言います。

節約志向の高まりなどを背景に、消費者の「必要なときだけモノやサービスを使用・共有したい」との志向が浸透しつつあります。

住居とか車でも、シェアビジネス・シェアサービスとかが流行っていますよね。

このため、年単位での加入が一般的となっていた損害保険でも「必要なときだけ補償をつけたい」というニーズがたかまってきており、短期間だけ契約できる保険が増えてきています。

スマートフォンの普及による契約手続きの簡素化されることも後押しして、契約を増やしたい損害保険各社が相次いで参入しています。

オンデマンド保険の例

オンデマンド保険には、どのようなものがあるのか、代表的なものを見ていきたいと思います。

●1日自動車保険

1日自動車保険とは、親や友人から借りた車で事故を起こすリスクに備えるものです。

近年は、20代を中心に、車を持たない人が増えているので、この保険のニーズは高く、契約件数も増加しています。

●1日レジャー保険

1日レジャー保険とは、ゴルフや登山などに出かけるときに24時間単位で加入できるものです。

スマホの画面から簡単に契約することが可能で、保険料もスマホの利用料金と一緒に支払うことができるものもあります。

これまでも、海外旅行をするときに限定した保険はありましたが、24時間という単位で加入することはできませんでした。

数百円の保険料で、けがの補償や、モノが壊れるリスクに対応することが可能になっています。

●ワランティ型アプリ

発売から3年以内のデジタルカメラを対象に、1日数十円の保険料を支払うことで、故障した修理費などを補償する保険アプリが提供されています。

このアプリでは、デジタルカメラを持って出かける日に限定して保険をかけることができるようになっています。

対象は、デジタルカメラだけでなく、将来的には、パソコンや家電製品にも広がっていくものと思われます。

消費者ニーズの高まりとともに、損害保険会社のサービスの開発競争が激化しています。

しかし、消費者の立場からすると、

「必要なときだけスマホで簡単に保険に加入できる。」

便利な時代になったものです。

「保険は難しいからよく分からない。」

と放置するのではなく、我々も保険ときちんと向き合わなければならない時代がきているのかもしれません。

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