1円玉って1枚いくらの価値があるの?お金の流通量のマメ知識!

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最近、1円玉って、使っていますか?

2014年に消費税が5%から8%になり、1円玉の流通量は、大きく上がると思われていました。

しかし、蓋を開けてみると、びっくり。

なんと、1円玉の流通量は大きく減っているのです。

電子マネーやクレジットカード払いなどのキャッシュレス決済の広がりが大きな要因なのでしょう。

今後、消費税が10%に引き上げられると、1円玉の出番はさらに減ってくることが予想されます。

今回は、雑学の一環として、お金(硬貨・紙幣)の流通量の話をしていきたいと思います。

1円玉の流通量

1円玉の流通量は、とても分かりやすく、消費税の歴史と深い関係があります。

1989年、消費税が初めて導入されました。

当時の消費税率は3%。

これまで100円で買えたものが、103円出さないと買えなくなり、釣り銭としての1円玉が重宝されるようになりました。

消費税導入前は、250億枚くらいだった流通量は、1991年には、350億枚を超えるようになりました。

その後、1円玉の流通量は400億枚くらいまで増加していきます。

そんな中、1997年、消費税率が5%に上がりました。

端数のでる3%から、端数のでない5%に税率が変わることで、1円玉の流通量はピタっと増えなくなりました。

流通用の1円玉の製造を中止したためです。

2014年、消費税率が8%に上がりました。

このとき、1円玉の製造は再開されましたが、電子マネーの利用が進むことで、1円玉の需要は伸びませんでした。

そして現在。

2017年の1円玉の流通量は370億枚くらいまで減ってきています。

1円玉の製造コスト

そもそも、1円玉って、1枚製造するのに、どれだけのコストがかかっているのかご存知ですか?

私は1円玉のコストは、当たり前のように1円だと思っていました。

しかし、原料となるアルミニウムの価格や重さ、加工コストなどから計算すると…

1円玉1枚あたりのコスト=約3円

ということです。

これって、1円玉は製造すればするほど、日本銀行としては損をしているということなんですね。

他のお金の製造コスト

では、1円玉以外のお金の製造コストはどうなっているのか、見ていきましょう。

結論だけ書きます。

・1円硬貨:約3円
・5円硬貨:約7円
・10円硬貨:約10円
・50円硬貨:約20円
・100円硬貨:約25円
・500円硬貨:約30円
・1000円紙幣:約15円
・2000円紙幣:約16円
・5000円紙幣:約20円
・10000円紙幣:約22円

1円玉と5円玉は、額面よりも、製造コストがかかっているんですね。

1円玉の未来

もう一度、書きます。

1円玉1枚を製造するのにかかるコスト=3円

2018年現在、1円玉の製造は中止されています。

この先、消費税率は10%に上がります。

1円玉の必要性はますます減ってくるものと思われます。

追い討ちをかけるのが、電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済です。

電子マネーの市場は、急激に膨らんできています。

仮想通貨技術の進展なども考えられ、1円玉の価値はどんどん低下していくものと思われます。

1円募金や1円賽銭といった言葉も、今後、減っていくのでしょうか。

なんとなく、寂しい気持ちになります。

製造原価3円の1円玉。

大切に使っていきたいと思います。

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