設立したばかりの合同会社が、法人用の銀行口座を開設するのに、苦労した話!

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私は、個人事業主から法人成りして、合同会社を設立しました。

そこで、思わぬ、ひとつの壁にぶち当たりました。

法人用の銀行口座の開設です。

取引先からの入金や、得意先への振込、口座振替、クレジットカード決済など、法人用の銀行口座は確実に必要となってきます。

個人で銀行口座を開設する場合は、銀行お届け印と免許証くらいでOKでした。

しかし、法人で銀行口座を開設するとなると…

これが、とっても審査が厳しいんです。

今回は、私の法人口座開設の体験記を紹介させていただきたいと思います。

法人用の銀行口座

犯罪に使われるような黒いお金の置き場所として、架空の銀行口座が使われるといった話をよく聞きますよね。

これをマネーロンダリング(資金洗浄)と言います。

このマネーロンダリングを防止するために、銀行は法人口座の開設審査をとても厳しくしているのです。

このため、法人を設立したら、それが、怪しくない法人であることを審査してもらうわけですが、できたばかりの法人であれば、決算書も実績もなく、評価のしようがありません。

このため、住所や固定電話が本物であるかどうか、会社として実体があるのかを厳密にチェックされることになるのです。

銀行によって、多少は異なりますが、だいたい次のようなものが要求されます。

・代表者の印鑑証明書
・法人設立届出書
・事務所の賃貸契約書
・代表者の免許証
・名刺か社員証
・会社案内
・ホームページ
・事業計画書

ここで、固定電話や固定住所、ホームページが必要になってくるのです。

普段は使っていなくても、審査をパスするためには必要な場合もあるので、注意しましょう。

みずほ銀行での法人口座開設

私は東京の取引先が多かったため、まずは、代表的な都市銀行である、みずほ銀行A支店に足を運びました。

都市銀行だと、法人用口座として、誰も文句を言う人はいないだろうという安易な考えでした。

銀行の窓口へ行き、

「法人用の口座を開設したい。」

と告げると、必要書類に記入した後、担当者との面談になりました。

この時点で、私は、会社の名刺もなく、ホームページも作っていませんでした。

会社の事業を説明する1枚のペーパーだけ用意していました。

はずまない話でしたが、面談はなんとか終了。

10日ほどで審査結果が分かるとのことでした。

そして、1週間後。

固定電話ではなく、私の携帯電話に銀行の担当者から連絡がありました。

審査の結果、口座開設はできないとのこと。

理由を聞くと、事務所とA支店の距離が遠かったとのこと。(最寄りの駅のB支店で口座開設してほしいとのこと。)

よく分からない理由でしたが、縁がなかったということで諦めることにしました。

後で知りましたが、都市銀行は、口座維持(ネットバンキング)のために、月額2000円程度の手数料がかかるとのこと。

法人の口座開設は何かと面倒な気がしてきました。

住信SBIネット銀行での法人口座開設

次に、狙いを定めたのが、ネット銀行である住信SBIネット銀行です。

ここは、個人でもよく使っている口座でした。

みずほ銀行のときのように、窓口がないため、インターネット上で手続きを開始しました。

すると、10日後くらいに結果が分かるとのことでした。

そして、10日後。

突然、担当者からメールがきました。

「他に法人口座を開設していますか?そして、会社の事業内容をもっと詳しく教えてください。」

法人口座を開設するのに苦労しているわけなので、他に法人口座などあるはずもありません。

今さら感はありましたが、ボーダーライン上にいるのではないかと考え、丁寧に返事をしました。

すると、さらに3日後、事務所にキャッシュカードや設定書類が送付されてきました。

どうやら審査をパスしたようです。

ネット銀行は手数料も安く、使い勝手もよさそうでしたが、社会保険料の口座振替や、日本政策金融公庫の返済には対応していないとのこと。

うーん。

どうやら、法人の口座は複数もたないといけないような気になってきました。

ゆうちょ銀行での法人口座開設

次に、社会保険料の支払いにペイジーが使えるということと、日本政策金融公庫の返済に対応しているということで、ゆうちょ銀行を選択しました。

みずほ銀行同様、窓口に行き、必要な書類を提出しました。

しかし、ゆうちょ銀行は、書類の数が多く、合同会社に対して、株主名簿を要求されました。

合同会社なので、出資者が掲載されている定款のコピーを渡しましたが、不可とのこと。

うーん。

結局、出資者名簿というものを手書きでその場で作成して、印鑑を押して提出。

10日後、事務所に通帳が送付されてきました。

ここも審査をパスしたようです。

ゆうちょ銀行は、特にデメリットは感じていませんが、1300万円までしか預金対応していないとのこと。

個人としては大きすぎる額ですが、法人としては上限が低いようにも感じます。

どの金融機関も一長一短があるようです。

法人用の銀行口座開設に関して感じたこと

法人として、銀行口座を開設するのは、大変面倒であり、審査も厳しいことが分かりました。

マネーロンダリング防止という主旨は理解できます。

しかし、国が起業を推進しているにもかかわらず、法人口座ひとつスムーズに作れないルールはどうにかならないものかと、正直、思いました。

こんな状況だと、起業家が本来すべきマーケティング活動やスキルアップに専念できないのではないでしょうか。

会社員や個人事業主としては実績があっても、法人成り直後の法人(しかも合同会社)としては、実績が何もない、赤ちゃん状態であり、なんとなく社会的弱者として扱われているような気になりました。

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